【タイでのバイク新規免許取得の巻】
サヌックマイThailand
こんにちは。
この記事は、長年私が日本で取りたかった中型バイク免許をあきらめてたけど、バイクの憧れが捨てきれなく、かつ、南国ならではの温暖な気候でバイク旅をすると絶対楽しいよね♬ という思いでどのように取得したかを徒然なるままに投稿します。
少しでもバイカーの皆様のお役立ちに共有できればと思います。
これからも少しずつ情報発信していきますのでお楽しみくださいませ。
日本より免許取得コストが巨額に安い
タイでの生活の足として密接に関わるバイクは、政府も黙認しているのか取得費用が非常に安い。
仮に日本で普通二輪免許取得となると、約16~17万円程度。大型二輪免許となると、約28万円程度となります。
(地域やコース諸条件により金額は違いがあります)
タイでバイク免許取得となりますと、必要書類代と陸運局での手続き費用を合わせても約850THB(約3,400円)。
しかも、帰国後、日本の免許証に切り替えて、大型二輪免許が取得できてしまうんです!!
まさにアメージングThailandさまさまです。
バイク免許を取得しない理由がありませんね。
申請書類(用意するもの)
パスポート(原本)
● 合わせてパスポートの顔写真の箇所のコピー
● VISAページのコピー
日本大使館領事部発行の在留届出済証明
● 日本大使館で申請できます。
日本大使館領事部発行の日本の免許証(英文)
● 日本大使館で申請できます。
発行から1カ月以内の健康診断書 (Medical Certificate)
● 事前に病院やクリニックで手配しておくことをおススメ致します。
料金はおおよそ150THB~200THB程です。
現地でも取得は可能ですが、モーチット陸運局から距離がありますのでバイクタクシーが必須となります。
上記クリニック情報を下記にて簡単に載せておきます。
最寄りクリニック情報
モチット陸運局にいるバイクタクシーの方に、『Medical Certificate』欲しいと言えば案内してくれます。
バイクタクシーは行きと帰りで80THB、クリニック診察料150THBかかりました。 (2023/3/21)
バイクタクシーの方は診察が終わるまで待っていてくれます。
診察は身長、体重を聞かれあとはパスポートを見せ在留届を見せ書類を作成してくれました。
所要時間:10分ほどで終わりました。
必要書類まとめ
● 旅券(パスポート)原本
* パスポートの顔写真の箇所のコピー x1部
* VISAページのコピー x1部
● 日本大使館領事部発行の在留届出済証明 x1部
● 日本大使館領事部発行の 日本の免許証(英文) x1部
● 発行から1か月以内の健康診断書 x1部
モーチット陸運局の場所
モーチット陸運局への行き方(モーチット駅から)
私はBTS電車を使いモーチット駅まで来ました。
出口は②に向かえばあとは道沿い真っすぐに行けばモーチット陸運局にたどり着けます。
およそ徒歩10分くらいです。
目的地はモーチット陸運局の4番ビルです。
ひたすら真っすぐに向かいます。
こちらのゲートが見えたら到着です。
ゲート入ると中は広大な陸運局で最初は戸惑いますが、最寄りのマップを見て
現在地の確認と4番ビルを目指してください。
こちらが目的地の4番ビルとなります。
建物向かって右側のテントが外人用の受付テントになります。
左側はタイ人専用の受付テントらしいです。
受付は8:30からとなります。
私は7:30に着きましたが、すでに一人並んでいました。
時間があったので私は、4番ビルに入り必要書類のコピーを複写しに行きました。
(現在は仮設テントがなくなり、4号館の1階にて通常スタイルにて受付をしています。)
コピー依頼方法
4番ビルに入ると1Fの奥におばさんがいます。
そこに行き必要書類を用意して、必要ページを準備して順番が来るのを待ちます。
順番が来たら、係のおばさんに必要ページを言うと慣れた手つきでコピーしてくれます。
1枚=1BTHでコピーしてくれます。
早めに行かないとコピー機1台&係のおばさん1人で対応しているのでかなり混雑します。
初日の流れ
私的には本当ならば1日目で『受付』を済ませて、『色覚異常テストとブレーキ反応速度などの身体試験テスト』を終え、『学科テスト』『5時間座学講習会』までを若しくは、あわよくば『実技試験』までを1日で全て終えたかった気持ちがありましたが無理でした。
実際のところは1日目で、『受付』と『色覚異常テストとブレーキ反応速度などの身体試験テスト』までしか終えることができずに次回予約をする形となりました。
普段平日が仕事の為、なかなか陸運局に来られません。不憫なことに陸運局は平日しかやっていない為、さらに状況はよくないです。
たまたま翌週が休みの為、次回のテストなどはその日で予約しました。
1日目で掛かった時間は、約2時間ほどで終了いたしました。
初日 受付
4階の受付カウンターにて書類を提出すると番号札『E1』を渡されてそのまま奥に進んでいきます。
番号札『E1』と書類セットで奥のモニターがある部屋に行きます。
自分の番号札と電光掲示板を確認して、呼ばれたら指定の受付まで行く。
その後、次回予約をいつにするのか係員と話をしました。
次回予約が終わったら、3階の受付に書類を持っていきます。
『色覚異常テストとブレーキ反応速度などの身体試験テスト』3階受付
受付にて番号札を渡されまして『A112』、大きなモニターがある待合所で待たされます。
ある程度時間がたつと係員が番号を呼びますので、番号通りに並びながら部屋に入ります。
私は、何を言っているのか聞き取れませんでしたが、番号を見せると案内してくれました。
『色覚異常テストとブレーキ反応速度などの身体試験テスト』を写真に撮ろうとしたら、注意されたのでこの1枚のみとなります。
テストは3項目あります。
① 信号の『赤、黄、緑』が表示された色を言うだけです。私はタイ語に自信がなかったので英語で色を全部答えました。
② 反応速度。アクセルを踏み目の前の機械信号が赤になったら素早くブレーキを踏むだけです。
③ 広角視野テスト。機械に顎をのせ両サイドに光る色を答えるテストです。
どれも簡単で、まず落ちる人はいないと思います。
その後、再度受付に行き書類を見せて次回来る引換券をもらい本日は終了となりました。
2回目の流れ
この日は平日のAM8:30集合となっていたので、早目に前回同様のビル4番に向かいました。
その後、受付所にて諸手続きを済ませて、狭い部屋に移動してビデオ講習会を長時間見ました。
ビデオは午前と午後の2部構成で合計約5時間程見ておりました。途中で1時間のお昼休憩もあります。
ビデオ講習中は特に係員が在中しないので、テスト勉強をしたり、勝手にトイレに行ったり、自由でした。
ビデオの言語はタイ語、字幕は英語になっています。
ビデオ講習会が終わったら、場所を変えて学科試験となります。
制限時間は1時間/50問。合格点は45/50点以上。
操作はデスクトップPCでタッチ式で解答をします。
2回目 受付
まずは前回貰った受付表とパスポートを3F受付にて受付を済ませます。
次に自分の書類を受け取りその後、係員が4Fに行けと言ってきます。
赤丸の受付所で手続きを済ませます。
その後、自分の番号が呼ばれますので、呼ばれたら教室に入りスタッフに案内された机に座ります。
試験はパソコンのモニターにタッチ形式で50問解答します。
時間は1時間、英語問題で受験し合格点は50点満点中/45点となります。
私はこの日のテストは、38点で不合格でした。
帰りに受付にて受付用紙を貰い、次回いつでも再試験に来てよいと言われました。
特に次回試験日の予約必要はなく、期限内ならば何度でも試験に挑戦できます。
3回目 再試験
今回からはビデオ講習会はなくいきなり学科試験が受けられます。
前回貰った受付用紙とパスポートを携行して前回同様の4Fで受付を済まし自分が呼ばれるのを待ちました。
1日に試験を受けれる回数は合計2回まで。
テストは午前2回と午後1回の計3回あります。
結果は1回目=38点、2回目=40点(午前中)見事に落ちました。
午後再度3回目を受験しようとしたら、スタッフに1日2回までと言われなくなく岐路に着きました。
....6回目 再6回目試験(1日=2回テストを受けられるので 6日分x2回=12回目 ( ´∀` ) )
屈折6回目にして晴れて1次試験の学科テストに合格しました。
49/50満点中の大成績をとれました。
勉強方法は下記にあるQR問題集をひたすらカテゴリー別にやりこみ、頭の中に取込むインプット作業。
(もちろん英語表示にて勉強)
何回も落ちている私を見かねてスタッフがQR問題集をくれましたが、
もっと初めの時にこの情報が欲しかった思いました。
私は標識や交通規則に関するカテゴリー問題は簡単に覚えられましたが、メンテナンスや運転に関わるカテゴリーの問いが
中々覚えられなかったので、反復して頭に叩き込みました。
(特に病気ケースでの運転可否やこういう状況では運転者はどう対応するのか等,問題の英語での表現を覚えるのが大変でした。)
タイ標識
問題集
QRコードを読み込むとカテゴリー別の50問の問題集が実施できます。
全カテゴリーを含んだ問題集も実施できるのでガンガン覚えて下さい。
見慣れない英単語(難しい・・・)もありますのでそこは是非暗記に頼るしかありませんね。
2次試験 実技
2次試験会場は、学科試験を受けた建物のすぐ横にある(約50m)離れた場所に小さな運転できる会場があります。
受付時間は1日2回(午前10;00ぐらいと午後13;00)のみとなります。
時間に注意しながら受付を済ませましょう。
パスポートと学科試験合格の際に貰う受付表をもって、カウンターにて手続きをします。
私はバイクを所持していないため、試験運転に使用するバイクをその受付の際に申し出て50THB支払いレンタルしました。
受付を済ませたら別部屋に案内されて、バイク試験の映像を約30分ぐらい見ていました。
その後、試験会場に場所を移し実際の運転テスト。スタッフの説明は全てタイ語の為、意味不明。
但し、前の人の運転を頭にこびりつければ何とかなります。
試験内容は下記2つの工程です。
① 先ずは30㎝程の幅の道をズレることなく安定して運転、そして、
戻る際に等間隔に置かれたコーンの間をジグザク走行。
② 小さな教習上内を標識や交通規則を順守して運転する。
一時停止、右のみ走行、左のみ走行。おおよそ5分ぐらいの走行テストです。
私は何を勘違いしたのか一部の道を逆走してしまい失格となりました。
そして、別日に再試験を受けて問題なく合格しました。
合格後
パスポートと必要書類を受け取り、4号館の3階にて受付をします。
受付を済ますと番号表をもらうので、電光掲示板で自分の番号が呼ばれるまで待ちます。
呼ばれた番号の受付カウンターに行き、105THB手数料払い念願のバイク免許をもらえます。
まとめ
私と同じ状況で学科試験から受ける方に関しましては、問題集をひたすら繰り返して覚えましょう。
始めは良くわからないですが、何回も繰り返していく事で問いのニュアンスが理解できるようになります。
そうれば私のように学科試験12回も受けなくても、もっと早くに合格できます。
具体的なやり方は(あくまでも私のやり方)
カテゴリーが3つあるので(標識、交通規則、メンテナンスや運転)カテゴリー別に解いていく。
解いていくうちに得意なカテゴリー、不得意カテゴリーが分かるようになるので、不得意なカテゴリーを重点的に解いていく。
たまに忘れないように得意カテゴリーも練習する。
この繰り返しで、私は1時間ある試験を30分間のみで50点満点中49点という好成績で合格しました。
2次試験は前の人の運転状況をしっかりと観察して運転すれば、よほどのことがない限り合格できます。
タイのバイク生活があれば行動範囲がぐっと広がり、楽しさが増すこと間違いありません。
安全運転で楽しく有意義なタイライフを共に過ごしましょう。